2020年の12月、和歌山に行って、温泉に浸かって、おいしい料理を食べて休みたかったので紀三井寺ガーデンホテルはやしに宿泊した。
このホテルはほどほどの値段で、部屋もまあまあ広く、温泉も良く、料理もボリュームがあっておいしかった。
だけど下記の理由で自分はたぶんリピートはないと思う。
・部屋の芳香剤が臭すぎる
・禁煙の部屋がない
部屋の芳香剤が臭いだけでここまで印象が変わってしまうのかと自分でも思ってるが、これが致命的な問題であった。
このホテルの良いところもたくさんあるし、自分が気になったポイントも喫煙者には気にならなかったりすると思うのでぜひ予約前にこの記事を確認してほしい。
もしこの記事をガーデンホテルはやしの関係者が見たら改善してほしい。
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし 清潔感/部屋・設備
部屋・設備:
清潔感:
いろいろあってちょっと辛口目の点数をつけている。
細かいことは気にしない人には特に大したポイントではないだろうが、自分には気になるポイントではある。
外観
こちらが今回泊まったガーデンホテルはやしである。
ここはホテルと日帰り温泉施設に分かれている。
この辺の建物が日帰り温泉施設だったりお土産売り場だったり、レストランだったりする。
ちなみに後述する夕食と朝食はこのレストランじゃなくて、日帰り温泉施設の奥の座敷でいただく。
駐車場が平面で無料なのがうれしい。
部屋・設備
ツインの部屋に宿泊したが、結構広めで余裕がある。
ベッドの横の台にはコンセントがあり、携帯も充電できる。
デスクがあるが、下に冷蔵庫があったりデスクの上にも物がたくさんあるので作業等する際には別にあるテーブルを使うことになると思う。
小さい冷蔵庫、ポット、お茶、グラス、テレビと標準的な装備である。
テレビが結構小さいけど、特に問題なく見れる。でも小さい。
部屋がそれなりに広いのでテーブルと椅子が余裕をもって設置されている。
お酒を飲んだりするのにはちょうどいい。
部屋からの景色は微妙である。微妙というか、ただの市街地なので、市街地が見られる。
水回り
水回りはトイレ、洗面、バスの3点セットのユニットである。
水回りからは特にシャワーカーテンから酸っぱいにおいがするなどの不快感は全く感じることがない。
メインのお風呂が温泉大浴場なので、特に部屋のお風呂に関しては不満なし。
むしろ温泉大浴場があるけど、部屋にバスがついてるのが非常にありがたい。
特にこのホテルは入浴時間が11時~22時なので、時間を逃すとお風呂に入れなくなる。
あアメニティは標準的であるが、非常にうれしいのがボディスポンジが四角いスポンジでなく、ボディタオルタイプであることである。
Wifiの速度はまぁ使える
お部屋のwifiはめちゃくちゃ速くはないが意外と使える。
残念だったところ
ここまで紹介した中で、自分の中では致命的な問題はなかった。
ここからは部屋に対しての致命的な個人的に残念だったポイントを挙げていく。
部屋の芳香剤が臭い(ラブホテルのにおいがする)、禁煙の部屋がない
この部屋、入った瞬間に独特のにおいが鼻を突いた。
ストレートな表現をするなら臭い。
臭さの種類としては、たばこのにおいを安っぽい芳香剤でごまかしている匂いである。例えとして適切かどうかわからないがラブホテルのようなにおいがしてテンションが下がった。
こいつのにおいでお部屋の雰囲気は台無しに。温泉旅館的なところに来たと思ったのに、ラブホテルのにおいがする。くそーくそー!!
たぶん消臭剤なんだろうけど、こいつ自身が害をまき散らしている。
最終的にこの消臭剤はレジ袋に入れられて、消臭剤自体が臭いものの扱いを受けることとなった。
匂いって本当に大事だなと思った旅であった。
そもそもこんなものおかないといけない理由は、禁煙の部屋がないからである。全室喫煙にしているから無理やり芳香剤を置かないといけないし、部屋だって臭くなる。あと壁紙だってきっと喫煙のほうがヤニで汚れることになりメンテナンスにお金がかかることだろう。
70室もあるんだから少しくらい禁煙の部屋を作ってみたらどうであろうか?
きっと禁煙から埋まってくるだろう。
ベッドメイキングがスプレッドスタイル、スリッパが使いまわしタイプ
デュベスタイル、スプレッドスタイル、これらが何を示すか多分知ってる人は少ないと思う。
ベッドメイキングのスタイルで、デュベスタイルが掛布団をまるごとシーツにくるんでくれるスタイルである。だから清潔感抜群である。
スプレッドスタイルは掛布団と敷布団のシーツとシーツの間に体を通すスタイルで掛布団がシーツでぐるっとくるまれることはない。
だから寝相が悪かったり、動くとずれてしまってベッドカバーと体が触れることが起きてしまう。
ベッドカバーはシーツのように毎回洗濯というわけにはいかないだろうから、前の人が使ったベッドカバーに触れることになってしまう。
出来ればそれは避けたい。
デュベスタイルの例
スプレッドスタイルの例(紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし)
動くとこんな感じでベッドカバーがずれてしまう。
あとはスリッパが使い捨てタイプじゃなくて、使いまわしタイプである。これも清潔感という点では劣るし、特に新型コロナウイルスが流行している時期は気になる。
参考 デュベスタイルの素敵なホテル
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし 立地
立地:
車でこのホテル泊まったが、車なら和歌山の中心街から程よく離れていて良い感じである。
駐車場も無料で平面駐車場に止めることができる。
電車でも紀三井寺駅から徒歩5分とのことで不自由しなさそうである。
和歌山マリーナシティ(ポルトヨーロッパ、黒潮市場にも車で10分以内で着くことができ非常に良い位置である。
黒潮市場ではマグロの解体ショーがやっていて非常に楽しめた。
ポルトヨーロッパも入場料無料で絶叫マシンもあり、一人2000円いかないくらいで結構楽しむことができて非常におすすめである。
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし 温泉
温泉/大浴場:[star rate="3.5"]
日帰り温泉施設にもなっている、「花の湯」に入ることができる。
写真が撮れないので、公式ホームページのスクショだが露天風呂が趣があり良い。
西国一の早咲き桜の地、日本桜名所100選の地で名高い紀三井寺を眼前に望むことから命名されました。
http://www.kimiideragardenhotel.com/hananoyu/index.html
サウナは新型コロナが流行しているとのことで今回は入ることができなかった。
あと注意してほしいのが、温泉の営業時間は11:00~22:00なので宿泊客は朝風呂ができないという点である。
朝風呂、楽しみたい派の人は注意が必要である。
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし 夕食
夕食:
夕食はバラエティに富んでいて、肉も、魚も食べつことができる。
茶碗蒸しが途中で出てきたが、茶碗蒸しの中に芋のようなものが入っていて非常にボリューミーであった。
揚げ物はホタテの練り物を揚げており甘みがありおいしい。
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし 朝食
朝食:
朝食はご飯をたくさん食べるためのおかずがたくさんあるといった感じである。
全体的に塩味が強めのおかずが多い。
味噌汁が非常においしかった
自分で卵を割って目玉焼きを自分の好みの硬さで作れるのが良い。
が、あんまり華がないというか期待しすぎは禁物である。
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし 価格
価格:
GOTO適用なしでで、
11,100円 × 2人 =22,200円
別途入湯税150円/人 かかるが、温泉、朝夕2食付きである。
地域とかあるので、一概に比較することはできないんだけどまぁ二食付きで温泉付きなら安いかな…と思いつつこんなもんかなといった感じ。
ホテル検索してて思ったのが和歌山は全般的に高めの設定となっていて、二食付きで安く済ませるなら民宿がよさそうであった。ウォッシュレットがあるか…など見ていくとホテルかつ、温泉もありという条件で絞っていくとこのホテルを今回は選択した。
実際のところはGOTO使って二人で14,430円でさらにそこから地域共通クーポンが使えたのでだいぶ安く済んだ。
紀三井寺温泉 花の湯 ガーデンホテルはやし まとめ
総合満足度:
夕食が良かったり、それなり部屋が広かったり、位置的にも良かったんだけどたぶんもうリピートはないと思う。
やっぱり部屋の芳香剤が臭すぎるのと、全室喫煙である限りここに泊まることはないと思う。
まったく僭越ながら、全体的にセンスが古いように感じられてしまった。
スリッパが使いまわしであったり、ベッドメイキングのスタイルだったり、芳香剤のセンス、全室喫煙であるという点であったり…
温泉宿、二食付きで一人 11,100円というのは決して高い値段ではない。
しかしながら綺麗なビジネスホテルでも温泉だったり、大浴場がついてるところもある。
そういうホテルと今回のガーデンホテルはやしを比較すると宿泊費だけで比較すれば高い。(もちろん別途夕食と朝食のコストがかかるが)
ここまで否定的に印象になってしまったのは何度も言うがやっぱり芳香剤のせいである。
それで部屋に入った瞬間に、印象が決まってしまった。
禁煙の部屋を作る、芳香剤を無香料のものに変える、コストがかからない話なので是非それはしたらどうかなと思った。