普段モバイルノートを持ち歩いているんだけど、だいたい常にモバイルバッテリーと充電器を持ち歩いている。スマホとモバイルノートを充電するために、Anker Nano II 45Wの充電器を使っていてコンパクトで非常に気に入っている。今回はそれよりもさらに小型だけど出力は30Wとモバイルノートを充電するにはギリギリの出力のANKER 511Charger (Nano 3, 30W)をレビューしたい。
ただこの商品、購入するか非常に悩んでいた。悩んだポイントとしては、今のAnker Nano II 45Wが出力と携帯性ではベストなバランスではないかということ。(これ以上出力を小さくするとモバイルノートの充電が遅くなるのでは?)あとは現状のAnker Nano II 45Wでも十分コンパクトで許容範囲内であるということ。
ここだけ見ると買いませんとなりそうなんだけど、必要か必要じゃないかという軸ではなく、欲しいか欲しくないかというモードに入ってしまった。ま、充電器は何個あってもいいよねと自分に言い訳しながら買ってしまった。
使ってみてわかったのだが、良い商品なんだけどおすすめできない層の人も絶対いるからその点を伝えていきたい。個人的にはAnker Nano II 45Wがやっぱりバランスよかったなというのが感想。
ANKER 511Charger サイズ感
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とにかく小型であり、M1 MACBOOK AIRに付属の30W充電器(左)やAnker Nano II 45W(真ん中)と比較しても非常に小型であることがわかる。一番左が本製品である。
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単3乾電池を隣に並べてみても小型であることがわかると思う。
![](https://ponilog.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_9416-1.jpg)
重量は公称で34gで実際には38gだった。キッチンスケールなので精度は保証できないが1割重いのには少し「ん?」っとなった。
Anker Nano II 45Wが68gだったため半分くらいのの重量である。だいたいLサイズの卵の半分くらいの重量である。
今回5色展開していてブルーが非常にきれいに見えたため、青色を購入した。パープルもグリーンもきれいである。
ANKER 511Charger 充電速度
スマホに関しては一部の機種を除いてスマホ側の最大入力が20W前後のことが多いため、30Wあれば十分な場合が多い。自分が使っているIphone13も20W程度が最大だったはずだし、iPhone 13 Pro/Pro Maxでも一説によると23W、27Wまで対応しているとのことなので30Wのこの充電器があれば理論上最大速度で充電できることになる。
で少し気になったのが、30Wとのことなのでモバイルノート(自分の場合はHP Pavilion Aero 13-be)には充電が少し弱いのではないかと思った。そこで負荷がかかる作業(動画編集とかだとかっこいいんだけど、自分の場合は信長の野望 創造)をしながら、充電してちゃんとバッテリーの容量が増えていくのか試してみた。
結論から言うと負荷のかかる作業(信長の野望 創造)をすると充電が間に合わなくて、少しづつ減っていくことが確認できた。10分間プレイしたが73%→72%と1%減る結果となった。これはある程度予想できたことだけど、使い方を考えないといけないなと思った。
ちなみにこの記事を書く間にもANKER 511Charger (Nano 3, 30W)を使って充電しているんだけど、20分で18%回復できた。ブラウザベースでの作業なら1分1%くらいで充電ができるので、特別負荷のかかる作業をしなければ爆速ではないかもしれないけどモバイルノートは普通に充電はできる。
じゃあほかに使ってるHP Probook 430ではどうかと思って試してみた。
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充電できなかった。モバイルノートではあるけど30Wだとやっぱり充電できない場合もあるようだ。
それじゃあM1 MACBOOK AIRではどうだろうか試してみた。
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M1 MACBOOK AIRでは充電できた。だけどフル充電まで結構時間かかる。ただし、M1 MACBOOK AIRは標準で30Wの充電器が付属しているくらいなので30Wの充電器があれば充電しているのにバッテリーが減っていくということはよほどないのではないだろうか(と思う)
あと気が付いたことだけど結構熱くなる。体感的には45℃以上、53℃以下くらいで人肌というには熱すぎるけど、火傷はしないかなという感じで熱くなる。多分実害はないんだけど…。
おすすめのモバイルノート
ANKER 511Charger コンパクトさを求める人にはおすすめ
![](https://ponilog.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_9411-1.jpg)
この商品ANKER 511Charger (Nano 3, 30W)は少し使う人を選ぶと思う。というものの、
良いところ
・とにかく小さくて軽い
・スマホは高速で充電ができる(iphoneなら多分理論上最速、逆にこれ以上のW数を選んでも意味ない)
・モバイルノートの充電も通常の作業なら問題なくできる
・結構質感が良くて、色もいろいろあって個人的にかわいい
いまいちなところ
・モバイルノートの充電器としては負荷のかかる作業などには非力な場合がある
・結構熱くなる(多分実害はないと思うが)
これらからANKER 511Charger (Nano 3, 30W)をおすすめできる人は、
・とにかく荷物を小さくしたい人
・スマホの急速充電をメインで考えている人
・出先ではモバイルノートで負荷のかかる作業(ゲームとか動画編集とか)しない人
・M1 MACBOOK AIRを使っている人
個人的にはやっぱりバランスがいいのは今まで使ってた、Anker Nano II 45Wなのかなぁという結論だし、人には少し勧めにくい充電器な気がする。(とにかく荷物を軽くしたいんだとかスマホしか充電しないだっていう人がいたらANKER 511Charger (Nano 3, 30W)はとてもおすすめだけど、45Wのほうが無難な気がする。)
バランスのいい(と勝手に思う)ANKERの45Wの充電器はこちら