FIAT 500X

FIAT500Xのエアコンが効かない→温度センサー交換

500Xのエアコンが効かない よく見ると、外気温が表示されていない…

6月に入るまで気にならなかったが、FIAT500Xのエアコンが効かない。外気温の温度表示もされてない…

エアコンMAXで温度下げてみても生暖かい風が出てくるだけ。これは夏に入るまでに直さないといけない。

日本語のサイトで解説がないので、折角なので今回の修理方法を書いておこうと思う。

とりあえず温度センサーが原因ではないかと思い調べたが、日本語では出てこないので英語で調べてみるとやはり温度センサーが原因とのこと。

https://www.500xownersclub.co.uk/threads/fiat-500x-ambient-temperature-sensor-replacement-guide.2917/

温度センサーはサイドミラーの下についており、Yutubeによるとディーラーではサイドミラーごと交換になるということを言っていた。(外国では)

日本の場合は左のサイドミラーの下のポコッとした丸い出っ張りの部分が温度センサーである。

サイドミラーごと交換ってなると結構お金かかっちゃう気がするので、アリエクで送料込みで2個買っても2000円せずに売っていたのでとりあえず購入してみた。2個買う必要はないんだけど、アリエクなのでもしかしたら壊れてるかもと思い2個買ったが結果的に1個で良かった。

https://s.click.aliexpress.com/e/_mKoOC4G

海外からの発送になるので時間かかるかと思いきや、1週間程度で届いた。ちなみにアマゾンにもないか探したが、5000円程度で納期を見るとアリエクの納期をちょうどスライドさせて後ろにずらしたような納期。

どうやら無在庫転売をしてるだけだろうと思い、アマゾンで買っても届くのはアリエクの商品で納期は長く、値段は数倍となり良いことがないので今回はアマゾンは使わなかった。

使用する道具を準備

・マイナスドライバー

・ミラーのカバーを外すためのヘラ(マイナスドライバーでも良いかもだけど樹脂を傷つけないものが良い。ヘラとかでもなんでも良いかも)

・半田ごて(充電式だとシガーソケット電源要らず)、はんだ

・シガーソケットからAC電源取るやつ(半田ごての電源を取りたかっただけ。半田ごてが充電式だったり、家から電源持ってこれるなら不要)

↓みたいなやつをとりあえずオートバックスで購入したが、購入するときは半田ごてのW数以上のものを買うように

・ニッパーやワイヤーストリッパー

・はさみ

・絶縁のビニールテープ

・交換する温度センサー (↓これ)

https://s.click.aliexpress.com/e/_mKoOC4G

星形のドライバーを使ったが、多分これは要らなかったかも。自分は不要な部分をバラしてしまい、ムダな部分を分解してしまったが…

500X 温度センサーの交換方法

・ミラーまたはカバーを外す

どっちから外しても良いと思うけど、自分はカバーから外した。でもカバーの爪を壊してしまったから、丁寧にやってほしい。

丁寧にやっても壊れる気もするけど…

ミラーをなるべく内側、下向きに向ける。

赤丸つけた部分にマイナスドライバーとかを差し込み、カバーの爪を外す。で、カバーを前向きに引っ張るように外す。

上の二つの爪は前からアクセスできるけど多分ほかの爪は無理っぽい。

ちなみに自分はムダにミラーも外したが、もしかしたらミラーは外す必要ないかも。

ミラーは上の写真で赤丸着けた部分とかに指を突っ込んで優しく、でも力を入れて外すことができる。

カバーを外すとこんな感じ。

ウインカーのランプの邪魔なので、外す。これは見える位置に爪と穴があるため、よく観察してマイナスドライバーとかで爪を押して外す。

温度センサーは赤丸でつけた部分にあるのだが、この状態では見えるもののしっかりはまっていて外せない。

ということで、ミラーの下側のカバーを外す。下みたいにカパッと外すために、爪を外す方向に少し押しながら、マイナスドライバーとかを隙間に入れて外す。

赤丸で囲ったところが温度センサーなので、これを取り外す。取り外して適当なところで線を切ってしまう。

左が新しい温度センサーで右が取り外したもの。

交換すれば直るかどうか、まずは確認のために何でもいいので仮で線をつないでみる。(そもそもプラスマイナスってあるんだっけってところもあやふやだが、サーミスタにはないらしい)

車のキーオンにしてみると、温度表示がされるようになった!

エンジン掛けてエアコンオンにしたら直った!

このままだと、はんだでつけた部分が接触してショートするのでとりあえずビニールテープを巻いてみた。雑だけどまぁいいや。

ということで改めてものとセンサーがいた場所につける。下の写真の赤丸の部分を嵌めつつ、温度センサー部分が外に出るように入れないといけないのでちょっとコツがいる。

外国のサイトにも書かれていたとこだがまず奥から手前に持ってくるようにして、上記の赤丸部を嵌める。

で上から丸いボッチの温度センサー部分を穴にはめる。パチンときれいにはまるはず。

あとは外した順番と逆に、カバーなどをつけていけば完了。

スムーズに作業できたとしても、2時間くらいはかかるかなといった感想。

というのも、なるべくカバーとかの爪を壊さないように外すとなると、一度構造を観察して、恐る恐るマイナスドライバーとかを入れて外していくと考えると時間かかる。

でもアリエクで部品一個買って済むならディーラーでのサイドミラーごと交換よりも絶対安いし、仮にこの作業でサイドミラー壊してしまったとしても、結局ディーラーでサイドミラーごと交換ってなるので試す分にはアリだと思う。

-FIAT 500X