今回は少し高級な雰囲気の阪神大阪ホテルに宿泊した。
全体的にクオリティが高く、お部屋のお風呂で天然温泉には入れたり朝食の品数が多かったりととても素敵なホテルであった。
特筆すべきなのがお部屋の温泉以外に大浴場の温泉がある。800円と宿泊とは別料金になるのだがこれが開放感のある大浴場でお湯加減も素晴らしい。
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ホテル阪神大阪 清潔感/部屋・設備
清潔感:[star rate="4"]
部屋・設備: [star rate="3.5"]
外観 エントランスは思ったより控えめ
勝手な印象だけど、ホテル阪神大阪ってちょっと良い感じのホテルかなという印象を持っていたので、エントランス見たときに裏口かな??と思ってしまった。
全くの個人的な持論だけどレストランを前面に出してるホテルかつ、ウェディングができるホテルはグレード高めのシティホテルだと思っている。
ホテル阪神大阪の公式ホームページみて勝手に期待していたので、思ったよりも入り口小さいなと思った。
ちなみに建物自体は結構大きい。
伝わるかどうかわからないが二つの建物を連結させているような作りである。
シティホテルらしいリッチな雰囲気と清潔感あふれる部屋
お部屋はめちゃくちゃ新しくてピカピカってわけではないんだけど、清潔感にあふれている。
木の優しい家具やパネルと、模様の入った絨毯を基調の部屋だが、ところどころに深紅の差し色が入っていて、高級感を出している。
窓際にこの丸いテーブルなんか広縁を思わせるような雰囲気で素晴らしい。
もちろん水回りも清潔感にあふれていて、シャワーカーテンがかび臭いなどということはない。安心して使える清潔感である。
お部屋からの眺めが良い 全室14階以上
全室14階以上となっていて、自分が宿泊したフロアは21階だったけど眺めがよかった。この眺めを横目にテレビを見ながら飲み散らかす休日の夜は素晴らしいが少し飲みすぎたようだ…
ちなみに翌朝撮影したお部屋の窓からの眺めだが、周りにあまり高い建物がないため圧迫感がない。
お部屋の設備は標準的だけど、テレビにディスプレイアームがついている!!
お部屋には仕事やお化粧ができそうなデスクとお酒を飲み散らかすための丸いテーブルがある。
あまり日本のホテルで使うことはないけど金庫もある。
あとはいつもの定番、小さい冷蔵庫とお茶のセットがある。少し残念なのがグラスがないことであったが製氷機が共用コーナーにあったのでそこのプラカップでお酒は飲むことができた。
ミネラルウォーターがサービスで2本ある。これはうれしい。
Wifiの速度は利用客が多い時間帯でも安定して20Mbpsくらいで快適に使うことができる。
部屋には空気清浄機が備え付けられている。↑の写真
加湿器が欲しくて深夜12時くらいにフロントに電話したら、めっちゃ立派な加湿器を持ってきてくれた。真夜中なのにありがとう。
↓の写真が持ってきてくれた加湿器
枕元にはコンセントとUSBの充電ポートがあって横になりながらスマホをいじいじして夜更かしができる。
このテレビ、何気なく見えるけど実は裏にディスプレイアームがついていて好きな角度にすることができる。
だからデスクに向けることもできれば、ベッド側に向けることもできて非常にうれしい設備である。
ただし、私はHDMIケーブルでテレビとパソコンを接続してネットフリックスの深夜食堂を見るときに気が付くことができたけど、どれだけど人がこの素晴らしさに気が付くだろうか…
とちょうどこの記事書いてたらラジオ番組「杏子と政哉の Spice of Life GOLD」でホテル評論家の瀧澤信秋さんという方が出ていらっしゃっていた。その方もHDMIケーブルでパソコンからテレビに出力してテレビをディスプレイとして使いたい派の方だそうだ。
で最近のホテルではスペース効率を重視して壁掛けのテレビが多いけど、壁掛けでがっちり固定されるとHDMIケーブルがすごく差しにくい場合があるとおっしゃていた。
それを嘆いたらあるホテルチェーンでは壁にHDMIケーブルの差込口を作ってくれて、そのホテル曰くこういう設備作る費用自体は知れてるけど100人に一人使ってくれたり良いねって思ってくれたりしたらいいなって言ってたとのこと。(うろ覚えなので詳細は怪しいですが要旨としてはこんな感じ…)
瀧澤さんの言葉にも、ホテルチェーンの考え方にも「あるある!」ってうなづいてしまっし、めちゃくちゃ納得できる。
さらに、客側のわがままを言わせてもらうとHDMIケーブルを貸し出しにしてほしい。
かかさばらないようにするために巻き取り式のHDMIケーブルを買ったんだけど、めちゃくちゃごつい。とはいえ巻き取りじゃないHDMIケーブルもスマートじゃないし長いもの持っていこうと思うとやっぱりかさばる。
サンワサプライのこれ物はすごくいいんだけどごつい。
(物は良いんだけど…ってつくとア〇ウェイ思い出す)
一般的なligtningの巻き取りケーブルと比較してもだし、小型のマウスよりも大きい。
ちなみに最近ミラーリングができるホテルが多くてどこか最近泊まったホテル(もしかしたらこのホテルだったかも…)にもあったんだけど動画視聴になかなか耐えられないからまだまだ有線がわかりやすくて確実だからHDMIをわたしは支持する。
アメニティ このタイプのボディタオルが好き
ちょっと良いところのホテルに泊まるときにひそかに楽しみにしてるのが、ボディソープとかがどこのメーカーなのかなと毎回楽しみにしている。
今回はPROVINSCIA(プロバンシア)というメーカーだったが、私は知らなかった。
で、肝心の使い心地、香りはどうだったかというと忘れた…
ちなみにボディタオルはスポンジタイプじゃなくてタオルのタイプで背中までしっかり洗えるタイプだった。
部屋のお風呂でから温泉に入れる!!
このホテル、何がすごいってお部屋のお風呂から温泉が出る。何気ない3点ユニットのお風呂だけど…このつまみをひねると天然温泉と水道水の切り替えができる。
宿泊した日の夜は少し遅かったことや、お酒を飲んでしまったので大浴場の温泉に行くのがめんどくさくなってお部屋の温泉で済ませた。
お部屋から温泉が出るって最高である。終わりの時間気にしなくてもいいし、チューハイだって持ち込める。
結局翌日の朝に温泉大浴場には入ったけど、そっちもそっちで最高であったがそれは後述する。
チェックアウトが12時なのがうれしい
このホテル、チェックアウトが12時である。
これがめちゃくちゃうれしい。出張とかの時は別に10時チェックアウトでも何も思うことはないのだけど、観光とか私用での宿泊だと休みの日なので朝食をホテルで食べて優雅に時間を過ごしているといつの間にか9時50分とかになってしまう。それで急いでチェックアウトすることになるのでチェックアウトの時間は遅ければ遅いほうがうれしい。
その点このホテルはチェックアウトが12時で、朝食を食べた後に温泉に入ってゆっくり身支度しても十分な余裕があり素晴らしかった。
もしチェックアウト12時という点を評価してこのホテルに泊まろうという方は、ちゃんとチェックアウト時間12時という点を確認して予約をしてほしい。
ホテル阪神大阪 立地
立地:[star rate=""4]
大阪駅、梅田駅から一駅の福島駅にめちゃくちゃ近い。というか出口から交差点渡ったらすぐである。
それでもって大阪駅、梅田駅からも徒歩圏内の立地で関西の拠点にするには十分な立地である。
ホテル阪神大阪 温泉/大浴場
温泉/大浴場:[star rate=""4]
この宿を選んだ理由の一つとして、天然温泉のスパがあることが決め手の一つであった。
このスパが素晴らしい。もちろん男女独立のスパである。(直にれ替え性とかではない)
男性は7Fで阪神サウナという名前で営業していて、女性は6Fでテフという名前で営業している。
テフ…最近見ないけどTefu君を思い出してしまったが、ここのテフはTEFらしいがどっちもなんでTefuとTEFなんだろうと思う。
ってか少なくともホテルのスパについては男性用の阪神サウナくらい直球のほうがわかりやすくない??そのまんまでTEFに比べると投げやりな感じはするけど、めちゃくちゃわかりやすい。
公式ホームページの写真より引用
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/hs/hanshin/contents/spa/spa_total_top_page
これは男性用の大浴場なんだけど公式の写真を上に拝借して載せてるんだけど、朝方に入るとこの写真のまんまの雰囲気で明るくて天井が高く開放感が素晴らしい。
以下は男性用の阪神サウナの説明なんだけど、
浴槽は4個あって、写真の手前が一番大きい浴槽で、右奥がジャグジー、そして左奥(窓の向こう側)が露天風呂であり写真には映っていなけど水風呂がある。
露天風呂というと岩があって竹とか生えてて…みたいな和風のイメージをついついしてしまうが、ここは壁の一面がオープンになっているお風呂という意味での露天風呂である。露天風呂はお湯もすこし熱めに調整されていて素晴らしい。
またサウナは1種類だけど大きめで、コロナじゃなければ20人くらいは入れるんじゃないかな…という感じのものがある。
どこかから温泉をタンクで持ってきてるのかなとおもったら、ホテルの下から湧き出てきてるらしい。
徳次郎の湯っていう名前の温泉なんだけど、逸話も命名の由来も素晴らしい。
これもホテルの公式ホームページから引用だけど
菅原道真公が福島滞在中、徳次郎という里人の心温まるおもてなしを大変喜ばれ、この地を「福島」と名付けたといわれています。
ホテル阪神大阪もお客様に心温まるおもてなしを提供したいという気持ちを込めて命名しました。
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/hs/hanshin/contents/spa/spa_total_top_page
大浴場でゆっくり温泉につかりながら、泉質とか表示してるプレートにこれが書いてあって、妙にほっこりしてしまったので紹介する。
リラックスルームは誰もいなかったので写真をとらせてもらったがかなりの人数を収容できそうである。しかもコロナのせいで間引きになっているから一人一人の空間がゆったり使えて素晴らしい。
あといいなと思ったのが入場するとロッカーが指定されていてバスローブとかタオルとかが備え付けられているから手ぶらで行くことができる。
案外お部屋からタオルとか持っていくのがだるかったりするのだがここはそういうことも考えなくてもいい。
ちなみに宿泊じゃないと2750円とられるんだけど宿泊者なら800円で入ることができる。
800円って聞いたときに別料金かよって思ったけど、後から考えると納得できる金額だと思う。
勝手な自分の考察だけどこういうことかなと思った。
・混雑とマナーの悪い客を避けるため
・ホテル利用者への料金の公平性を保つため
有料にすれば来る人は当然減るだろうし、800円って普通のスーパー銭湯くらいの価格だから別に安いわけではない。(ここのクオリティとタオルとかカミソリも混みなのを考えると安いんだけど、800円という絶対値は安くはない)
800円払ってでも温泉に入りたい人は温泉への愛がある紳士淑女に違いないと思う。マナーのいい限られた人たちとゆったりと上質な空間を楽しむためには課金という制度をすることが不可避なのではと思った。
実際に朝の10時くらいに入ったんだけど男性側は6人くらいで一人につき1浴槽くらいの割合でゆったり入ることができた。
そもそも一般料金の2750円っていう価格設定が温泉を愛する紳士淑女以外お断りって感じがする。
もう一つの理由として温泉に入る人もいれば入らない人、入れない人もいるわけで温泉の料金を無料にすると不公平である。とういかその分宿泊料を上げざる得ないということにもなり、ホテルとしての競争力が下がってしまう。
ここの温泉は本当に素晴らしいのでぜひ宿泊したら800円払って入ってほしい。
関連 大阪で大浴場のあるホテルたち
ホテル阪神大阪 朝食
朝食: [star rate=""3.5]
朝食は和定食か洋定食を選ぶスタイルであった。(コロナだからこのスタイルなのかもともとなのかわからないけど2020年11月はこのスタイルである)
和食も洋食も品数が多くたんぱく質がしっかりとれる内容となっていてバイキングじゃなくても十分な量である。
ちなみに朝食がついたプランじゃなくて後から朝食をつけようとすると1980円かかるらしい…
朝食付きのプランのほうが少しお得なはずだから、予約時に料金を確認してちゃんと検討することをお勧めする。
個人的に別で1980円はちょっと出せないかなと思うので館内ののタリーズコーヒーでモーニングを済ませると思う。
今回はセットだと少し安かったのとGotoがあったので食事まで含めて割引してもらったほうがお得という判断で朝食付きのプランを選択した。
ホテル阪神大阪 価格
価格: [star rate="3"]
Gotoなしで
5,486円×2人=10,972円
条件として、ハリウッドツイン、朝食付きである。
温泉の料金は別料金となり一人800円かかる。
なので温泉も含んで考えると一人6286円となる。
立地、部屋、温泉、朝食と素晴らしくそれに対してこの価格は安いと思う。だけどこれまでビジネスホテルをメインで旅行してた自分からすると絶対値としては少し高いかなというのが正直な印象である。
このホテルはそもそもビジネスホテルじゃなくてシティホテルなんだからそれらと比較するのは違うのかもしれない。
それでも宿泊するという目的は同じで、なるべく安く上質な空間を過ごしたいという希望からホテルを探していってこのホテルに行きついたので比較して自分に合っているほうに宿泊すべきだと考える。
だから素直に比較させてもらうとやっぱりいいホテルだけあって少し高い…
とはいえ今回はGotoをつかって宿泊したので、実質一人2500円で宿泊することができたので、このホテルを選ぶことができた。Gotoなかったらこのホテルに泊まらずにビジネスホテルだったと思う。
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ホテル阪神大阪 まとめ
総合満足度: [star rate="3.5"]
このホテルは部屋のクオリティや朝食のクオリティなど非常に高く、不自由を感じることがほとんどなかった。
特に温泉が素晴らしく、800円払ってはいる価値は絶対あるから宿泊したらぜひスパに入ってほしい。
大阪の中心のオアシスのような温泉である。
あと、地味に印象に残っているのがチェックアウトが12時まで、これは素晴らしい。
ゆっくり朝風呂に入ることもできるし、朝食もしっかり食べることができる。
このホテルは上質だなと感じる一方で、やはりいいところなので少し値段的には高いかなということを感じた。