ハイスペックと軽さのバランスの両立に惹かれて購入したHP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)だが実際に使ってみて1か月たった。実際に使ってみて、改めていい点や、悪い点や気になる点もわかってきたので改めてレビューして共有したい。
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HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ) 実際使ってみてよかったところ / いまいちだったところ
軽くて小さいのは正義 公称957gは実感できる軽さ
軽さに惹かれて購入したが、改めて使っていて1㎏切る軽さは素晴らしい。例えばM1 MAC BOOK AIRが1.3kgくらいで300gくらいしか変わらないと思うかもしれないが、300g軽いだけでかなり印象が変わる。逆にM1 MAC BOOK AIRがとても重く感じられるようになった。
持ち歩くだけで実感できるスペックは軽さと小ささなので、常に発揮できるスペックである。この軽さには投資する価値がある。
思った以上に音がいい
初めのレビューでも書いたがやっぱり思った以上に音がいい。ただし思ったよりもというところなの、モバイルノートパソコンとしては…というところ。
底面両側にスピーカーが配置されているので机に音を反響させて広がりのある音を出しているように感じる。膝の上で使うと少し広がりがなくなるように感じられる。
高音は良い感じだけど、低音はあまり得意ではなさそうな雰囲気。Radioheadはこれで聞いても素敵だけど、ロックは迫力がないという感じ。
Type-CのPD充電やディスプレイ出力はやはり便利
左側にType-Cが配置されているが、これがすごく便利。
PD充電が可能なので超コンパクトなAnker Nano II 45Wで充電することができるし、荷物も軽くできる。
Anker Nano II 45Wについてはこちらを参照
しかもディスプレイ出力もできるから、ドッキングステーション的なものを買えば充電しながらケーブル1本つなぐだけで2画面出力だって出来てしまう。
HDMIから出力してもいいけど、1画面までしか出力できないし、充電は別で接続しないといけないので、ドッキングステーションがおすすめ。
自分が買ったときはMiraboxというメーカーのドッキングステーションが安くてHDMIが2出力できるのがあったのでこれを購入したが充電もディスプレイ出力も使えている。
Mirabox ドッキングステーション
セラミックホワイトの色が指紋も目立たず、傷がつきにくくおすすめ
セラミックホワイトのモデルを購入したが、もともと艶消しの色のため光沢がなく指紋が全然目立たない。また傷もつきにくく(もしかしてついているのかもしれないが目立たない)おすすめ。
ちなみに以前使っていたMSIのPCは光沢のあるボディではなかったが、黒だったため指紋が目立ちやすかった。
キーボード配置には当初文句があったがもう慣れた
文句があったポイントととして以下だったが、1か月使っていたら慣れた。
・電源ボタンが右上のキーボードに紛れており、Deleteと近い
・エンターキーの幅がなんとなく小さい気がする
・Fnキーが左側にはあるが右側にないため時々まどろっこしい
バッテリー持ちは懸念があったが今のところ問題なし
バッテリーに関しては本体が軽いモデルのため、駆動時間に懸念があった。しかし今のところ1日持ち歩いて3時間程度使うようなスタイルではバッテリーが50%程度になることはなく問題なく使えている。正直なところこれに関しては使い方の問題だが、極端にバッテリーが持たないということはない。
HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ) 実際使ってみて悪かったところ
指紋センサーの認証精度が悪い
このモデルには指紋センサーが付いていて、指紋でWindowsにログインすることができる。
しかし実際に使っていて、一発でログインできることがほぼない。何回かやって結局だめでPINを入れることも結構ある。
で何とかならないかということで、別の指も指紋の登録したところ、その指では大体うまくいくことが分かった。ということで1本の指でうまくいかなかったら再度指紋を登録しなおすといいかもしれない。
HPのロゴが大きすぎてスタイリッシュじゃない
完全に個人の感想だが、HPのロゴが大きくて、スタイリッシュじゃないように思える。
そんな時はお気に入りのシールを貼ってロゴを隠してしまおう。
Wifiの拾いが弱い
Wifiの拾いが弱い。問題なく使えているがツールバーに表示されているWifiの表示が同じ場所でもほかのパソコン2台と比較しても明らかに弱い。
条件としては3LDKで5GHzのWifiのルーターを使用しているがルータがドア2枚隔てた部屋で使用すると電話強度が最弱で表示されてしまう。一方でほかのモバイルPC(富士通とHP)では電波強度高めで表示されるので、この機種の問題だと思われる。
画面が180度まで開かない
限界まで開いて、こんな感じ。あまり大きな問題じゃないけど、三角座りしながら膝の上で使うと180度まで開いたほうが使いやすかったりする。あと前使ってたパソコンが180度まで開くモデルだったので、うっかり思いっきり180度まで開こうとして壊しそうになるので要注意。
問題もあるけどやっぱり軽くてハイパワーなのでおすすめ
良いところも微妙なところもあるけど、今のところ致命的な問題はない。やはり軽くてハイパワーであることが決め手で購入したため、あちこち気軽に持ち出せるので非常に満足感は高い。
また、Ryzen7 5800U 16GBモデルを購入したがRyzen7 モデルはハイスペックすぎて若干持て余している感はあるので、Ryzen5 16GBモデルがバランスが取れた選択肢だったように思える。
HP Pavilion Aero 13-be パフォーマンスモデル【C3】 | HP Pavilion Aero 13-be スタンダードプラスモデル【C2】 | HP Pavilion Aero 13-beスタンダードモデル【C1】 | |
CPU | Ryzen 7 5800U | Ryzen 5 5600U | Ryzen 5 5600U |
メモリ | 16GB | 16GB | 8GB |
SSD容量 | 512GB | 512GB | 256GB |
画面サイズ | 13.3 | ← | ← |
タッチパネル対応 | × | ← | ← |
インターフェース | HDMI、 USB TYPE A×2、 USB TYPE C×1、 音声入出力×1 | ← | ← |
重量 | 957g | ← | ← |
USB PD充電 | 〇 | ← | ← |
バッテリー駆動時間 公称 | 10.5h | ← | ← |
価格 | ¥123,000 | ¥107,000 | ¥93,000 |