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軽くてハイパワーなモバイルPC HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)

軽くてハイスペック、インターフェース充実のリーズナブルなモバイルPC

1年前MSIのモバイルPCを購入した。パフォーマンスには文句はなかったがUSB PDに対応していないことからACアダプターが荷物になることからUSB PDに対応したモバイルPCを探していた。

MSIのモバイルがRyzen7 4700Uであったためメモリ16GBだったため、それ以上のスペックで10万円前後で検討していたがなかなかRyzen 5000シリーズのPCの発売が少なく1年待つこととなった。

今回購入したHP Pavilion Aero 13-beはとにかく軽い、957gでHDMIやUSB TYPE Aをはじめとしたインターフェースが充実しており最新のRyzen7 5800Uを搭載している。そしてUSB PD充電にも対応している。

携帯性とスペックとコスパで考えるとHP Pavilion Aero 13-beはかなりおすすめなモバイルPCだと考えているので紹介したい。

今回購入したモデル

HP Pavilion Aero 13-be セラミックホワイト

・CPU:Ryzen7 5800U

・メモリ:16GB

・SSD:512GB

HPオンラインストアで¥123,000

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

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価格と実用性、そしてデザインに優れている

これから紹介するHP Pavilion Aero 13-beはバランスが素晴らしい。特に価格、軽さ、性能、拡張性をすべて兼ねそろえている。

例えば適当に価格.comで以下のような条件を付けて検索してみた。

・重量1.1kg未満

・CPU PASSMARKスコア8000以上

・メモリ16GB以上

・SSD512GB~1000GB未満

・画面サイズ13インチ~14インチ未満

この条件を絞ればある程度まともなモバイルPCを絞り込める。(と信じている)

で、安い順に並べてみた。

一番上に来たのは今回紹介する、HP Pavilion Aero 13-beのRyzen 5モデルで¥101,000であり2番目に今回紹介するRyzen7 モデルが¥117,000となった。3番目以降にLGの製品、富士通の製品が並ぶがCPUスコアがHP Pavilion Aero 13-beと比較すると一段落ちる。

ではCPUスコアで高い順に並べ替えてみると以下のような結果となった。

一番上に今回購入したHP Pavilion Aero 13-beのRyzen7 モデルでCPUスコアは19085、2番目にLGの製品でCPUスコア16408である。

正直な話ここに並んでいるスペックなら動画編集やゲームをしないモバイルPCとしては十分すぎる性能を持っているので購入しても間違いないと思っているが、その中で性能と価格に優れているのがHP Pavilion Aero 13-beだと思う。

USB PD充電に対応していると荷物が少なくできる

USB PDに対応していると、TYPE CのPDに対応した充電器から電源を取ることができるようになる。スマホの充電器とパソコンの充電器を兼用にすることができるため、思いACアダプターを携帯する必要がなくなる。

ANKERのNANOII 45Wを今回購入したが、手のひらに収まるサイズでスマホの急速充電とPCの給電ができるためおすすめ。65Wのほうが同じサイズでパワフルだが、重量が100g超えてくるので少し重いと思い自分は45Wの購入とした。

詳しくはこちら Anker Nano II 45Wレビュー

サイズ、重量 とにかく軽い HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)

サイズとしては横幅298㎜×奥行209㎜×厚さ16.9㎜でありM1 MAC BOOK AIRと比較して少し分厚く、気持ち小さいくらいである。しかし特筆すべきはやはり重量であり公称で957gであり実測で962gであった。余裕で1㎏を切る軽さである。参考までにM1 MAC BOOK AIRの重量をはかってみたところ1294gであり、決して重くはないが実際に持って比較すると確かにHP Pavilion Aero 13-beのほうが軽いことが実感できる。

右はM1 MAC BOOK AIR 若干HP Pavilion Aero 13-beのほうが小さい
右はM1 MAC BOOK AIRだが厚さはM1 MAC BOOK AIRのほうが薄い
HP Pavilion Aero 13-beの実測は962g
M1 MAC BOOK AIRの実測は1294g

ちなみに本体はマグネシウム合金らしいがさらさらとした質感で金属っぽい冷たさをあまり感じさせない。購入したセラミックホワイトのモデルはまさしく名前の通りなめらかな陶器のような手触りを感じさせる。

インターフェースにHDMIがあって素晴らしい HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)

インターフェースとしてはフルサイズHDMI、USB TYPE A×2、USB TYPE C(PD 映像出力対応)×1、音声入出力×1がありモバイルPCとしては必要十分なインターフェースを備えている。

関連 コンパクトなHDMIケーブル

特にM1 MAC BOOK AIRなどはTYPE Cにすべて集約していることからHDMI等で出力したり、USB TYPE Aでのデバイスを気軽に使用できないことがあったが、HP Pavilion Aero 13-beではTYPE Aも2つついているので、マウス用に1個占有してもほかのデバイスを接続することができる。

USBT YPE Aは本体の薄さの問題からか下半分が可動式になっており接続した際に地面に干渉しないか少し不安だったが特に問題ない。

USB TYPE Aの蓋は地面に干渉することはない。

SDカードやMicro SDカード類のインターフェースはHP Pavilion Aero 13-beに搭載されていない。

音質はまぁまぁ広がりがある感じ、画面は反射しにくく作業に向いている HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)

画面と音についてはあまりこだわりがないのだが、率直に個人的な感想を言うとM1 MAC BOOK AIRと比較すると画面は好みの問題、音質はM1 MAC BOOK AIRのほうがよさそうと思った。

画面についてはHP Pavilion Aero 13-beが艶消しで、M1 MAC BOOK AIRがつやのある画面で一見するとM1 MAC BOOK AIRのほうがきれいではある。ただしHP Pavilion Aero 13-beのほうが画面への映り込みは少なくて疲れないようにも思えるがこの辺は好みな気がする。

音質についてはHP Pavilion Aero 13-beが思ったよりもいい音で驚いた。全く期待してなかったのだが、広がりがある感じの音で家でTYPE Cのドッキングステーションと一緒に使う際にもスピーカーを使わなくても十分使える音質であると感じた。ただしM1 MAC BOOK AIRと比較してしまうとやっぱりM1 MAC BOOK AIRのほうが低音の輪郭がはっきりしているように思えたが、HP Pavilion Aero 13-beも全然悪くない。

スペックとPASSMARKでのベンチマーク結果 HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)

購入した基本的なスペックとして以下である。

CPU:Ryzen7 5800U

メモリ:16GB

SSD:512GB

SSDだけは若干物足りない気がしたが1TBでも物足りなくなる時は物足りなくなるので、足りなければ外付けSSDということにする。またCPUに関してはRyzen7 5800UじゃなくてもRyzen5 5600Uでもよかった気がする。

とりあえずPASSMARK 10.2で動かしてみた。

CPU MARK 18524とモバイルPCとしては素晴らしい数値が出た。ちなみにこの前まで使っていたMSIのパソコンでは以下のようになっており順当にスペックが上がっていることがわかる。

参考 MSI RYZEN7 4700U搭載PC

HP Quick DropがAir Dropみたいに使えてとっても便利

スマホで撮影した写真をパソコンに移動させたいときにケーブルで接続するのがスマートでないと感じていた。HP Quick Dropというソフトが入っており、とっても簡単に言うとAir Dropみたいになんでも共有できる。

自分はIphoneを使っているがAir DropがWindowsでも使えたらいいなと常日頃から思っていたが、これで解決した。

キーボード配置 その他気になるところ HP Pavilion Aero 13-be(パビリオン エアロ)

キーボードの打ち心地は、ほどほどのストロークで打ち心地は良い。あくまでもほどほどのストロークなので、ヌルっとした静かなキーボードでもないし、逆にカチッとしたストローク深めのタイプでもない。

キーボード配置には若干の慣れが必要

キーボード配置として気になるところとして、

・電源ボタンが右上のキーボードに紛れており、Deleteと近い

・エンターキーの幅がなんとなく小さい気がする

・Fnキーが左側にはあるが右側にないため時々まどろっこしい

ディスプレイ裏の樹脂部品の耐久性に懸念あり

あと気になる部分として、ディスプレイを開いたときに地面と当たる部分のこの樹脂の部品である。この樹脂の部品は小さくてなんとなくもろそうな雰囲気で心配になる。ただしゴムでなく樹脂のため吹っ飛んだりしないとうれしい。

実際に以前使っていたMSIのパソコンではこの部分がゴムだったので、ゴムがちぎれてアロンアルファでくっつけていた。

バッテリーは他モデルと比較すると心もとないが重量とのトレードオフ

バッテリー持ちもカタログ上では10時間30分と少しほかのモバイルPCと比較して持ちが悪いように感じた。しかし実際に外出先で電源がないところで5時間以上続けて使うことはないこととUSB PD充電に対応していることから問題ないと判断した。

こっちもおすすめ 実際に1か月使ってみたレビュー

こっちもおすすめ競合するモバイルPC

今回のモバイルPCを買うにあたって購入を考えたPCが以下であり、こっちもとてもおすすめ。

ちなみにDELLのInspiron AMDモデルも初めは候補に入っていたが、Lenovoのほうがより安かったのでここには載せてない。

HP Pavilion
Aero 13-be
HP ENVY x360
13-ay(AMD)
Lenovo
IdeaPad Slim
550 14型 (AMD)
参考 前のPC
MSI Modern-14-
B4MW-011JP
CPURyzen 7 5800URyzen 7 5800URyzen 7 5700URyzen 7 4700U
メモリ16GB16GB16GB16GB
SSD容量512GB1TB512GB512GB
画面サイズ13.313.314.014.0
タッチパネル対応×××
インターフェースHDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1

USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1
HDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1、
カードリーダー
HDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1、
カードリーダー
重量957g1250g1450g1300g
USB PD充電×
バッテリー駆動時間
公称
10.5h15h14h表示なし
価格¥123,000¥132,000¥97,284-

HP ENVY x360 13-ay(AMD)

引用元https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/envy_13_x360_ay0000/

良いところ

・デザインがかっこいい

・バッテリーがPavilion Aero 13-beよりも持ちがいい

・タブレットみたいにして使える

・画面がタッチ対応

残念なところ

・Pavilion Aero 13-beと比較して少し重い(1.25kg)

・Pavilion Aero 13-beと比較して少し高い(1万円くらい)

・HDMIポートがついてない

HP Pavilion
Aero 13-be
HP ENVY x360
13-ay(AMD)
Lenovo
IdeaPad Slim
550 14型 (AMD)
参考 前のPC
MSI Modern-14-
B4MW-011JP
CPURyzen 7 5800URyzen 7 5800URyzen 7 5700URyzen 7 4700U
メモリ16GB16GB16GB16GB
SSD容量512GB1TB512GB512GB
画面サイズ13.313.314.014.0
タッチパネル対応×××
インターフェースHDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1

USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1
HDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1、
カードリーダー
HDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1、
カードリーダー
重量957g1250g1450g1300g
USB PD充電×
バッテリー駆動時間
公称
10.5h15h14h表示なし
価格¥123,000¥132,000¥97,284-

すごくかっこいいしバッテリー持ちも良さそうなので購入を検討していたが、重量がPavilion Aero 13-beのほうが軽いので今回は購入を見送った。バッテリーの持ちは一日、半日電源がないところで作業して初めて発揮されるアドバンテージであるが、本体の軽さというのは持ち運ぶ際に必ず発揮される能力のためPavilion Aero 13-beを今回は購入したが、最後の最後まで悩んだ。

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Lenovo IdeaPad Slim 550 14型 (AMD)

レノボ 公式より https://www.lenovo.com/jp/ja/notebooks/ideapad/slim-5-series/IdeaPad-5-14ARE05/p/88IPS501392

良いところ

・とにかくコスパが最高

(Ryzen7 5700U、16GBメモリ、512GB搭載で10万円を切る価格)

・インターフェースが充実

(フルサイズHDMI、カードリーダー、USB TYPE C、USB TYPE A)

残念なところ

・重い 1.45kgは持ちはこべるが、軽くはない

・(個人的な好みだが)デザインが無難でつまらない

HP Pavilion
Aero 13-be
HP ENVY x360
13-ay(AMD)
Lenovo
IdeaPad Slim
550 14型 (AMD)
参考 前のPC
MSI Modern-14-
B4MW-011JP
CPURyzen 7 5800URyzen 7 5800URyzen 7 5700URyzen 7 4700U
メモリ16GB16GB16GB16GB
SSD容量512GB1TB512GB512GB
画面サイズ13.313.314.014.0
タッチパネル対応×××
インターフェースHDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1

USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1
HDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1、
カードリーダー
HDMI、
USB TYPE A×2、
USB TYPE C×1、
音声入出力×1、
カードリーダー
重量957g1250g1450g1300g
USB PD充電×
バッテリー駆動時間
公称
10.5h15h14h表示なし
価格¥123,000¥132,000¥97,284-

とにかく安くて持ち運べてハイスペックなモバイルPCが欲しい人にはレノボがおすすめだと思うが、重量がネックとなり候補から外れた。

1.5kgが苦にならない人や、毎日、毎週PCを持ち出さない人にとってはこれがコスパ的にはLenovo
IdeaPad Slim 550 14型 (AMD)が非常に優れていると思う。

こっちもおすすめ 実際に1か月使ってみたレビュー

こっちもおすすめ ぴったりサイズのノートパソコンケース

こっちもおすすめ 前使ってたMSIのハイスペックモバイル

Miraboxドッキングステーション HDMI2出力可能

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